2015/9/14 ポルトガル・ポルト
リスボンからポルトへ舞い戻ってきました。カミーノ・デ・サンティアゴ(スペイン巡礼)をするためです。ポルトでは巡礼前の2日ほどで準備を整えました。
巡礼のルート(ポルトガルの道)について
リスボンの宿で教えてもらったオススメのコース配分はこちら(全行程約106km)
1日目 Valença〜Tui〜Redondela 27km
2日目 Redondela〜Pontevedra 18km
3日目 Pontevedra〜Caldas de Reis 23km
4日目 Caldas de Reis〜Padrón 17km
5日目 Padrón〜Santiago de Compostela 21km
結局このルート通りには行きませんでしたが(笑)
約1週間でかかる巡礼中の予算は150〜200ユーロほど(出発地点・終着地点からの移動費を除く)。またシーズンとしては9月頃がオススメのようです。ちなみにポルトガルの道は、9月中旬〜下旬あたりだとワインのぶどうの収穫シーズンにあたるため、巡礼しながら美味しいぶどうをいただくこともできますよ!
要所要所の街にはアルベルゲ(巡礼宿)があります。ポルトガルの巡礼宿は平均1泊6ユーロで、13時頃からチェックインが始まり、先着順に宿泊できるシステムになっています。よって、朝早くに巡礼をスタートし、昼頃にはアルベルゲにチェックインするのが理想的です。1日の流れは巡礼中の記事で紹介していきます。
巡礼の装備について
私たちは約100kmの巡礼コースでしたが、世界一周中に履いているトレッキングシューズやゴアテックスのジャケット、速乾性のあるアウトドアパンツをそのまま使うことにしました。
例えばこんなパンツ
新たに購入したのが、リュックとトレッキングポール(1本)。
当時私が持っていたリュックのジッパーがかなり派手に壊れていて、使い物にならなかったため新しいものを購入しました(その後ポルトで修理店を見つけ、結局壊れたリュックも直してもらいましたが・・・。)ちなみに一緒に廻った友人は、普通のナップザックとスニーカーで巡礼していました。
参考記事
巡礼用の装備を揃えるなら、アウトドアショップDecathlonへ
ヨーロッパに店舗があるDecathlonというアウトドアショップは、リュックやトレッキングポール、シューズやウェアなども豊富に取り揃えているため、必要なものがあればここで揃えることができます。(Quechuaというフランスのブランドが特に安い)
Decathlonはポルトでは郊外に店舗がありますが、メトロCasa da Musica駅からDecathlonの最寄りのMar Shopping Center行きの無料バスが出ています。
巡礼中、坂道や石がゴロゴロしているところもあったので、リュックが重い人はトレッキングポールを使うことで足腰の負担が減るはず。(トレッキングポールは10ユーロぐらいで入手可能)
巡礼手帳を入手
巡礼宿(アルベルゲ)に泊まる場合は巡礼手帳が必要です。ポルトガルでは、リスボンではリスボン大聖堂やBasílica dos Mártiresで、ポルトではポルト大聖堂などの受付で入手できます。(だいたい2〜3ユーロぐらい)
注意点は、巡礼中はこの手帳に毎日必ず1〜2個のスタンプを押してもらうということ。
私は巡礼初日に1個しかスタンプがなかったせいで、アルベルゲのおじさんに宿泊を拒否されかけました。この巡礼スタンプは、巡礼中に立ち寄る観光案内所や駅、レストランや土産物屋さんでも押してもらえるので、毎日忘れずにスタンプを押してもらうようにしましょう!
巡礼中、大きな荷物はどうするの?
私たちはポルトでお世話になったAirbnbのホストの家に荷物を預かってもらいましたが、郵便局では巡礼中の荷物の輸送サービスもあるようなのでチェックしてみるといいかも。
次回は巡礼の様子をコンパクトにまとめてお届けしたいと思います。