ドキドキしながらニカラグアへ
エルサルバドルで1泊した後、ホンデュラスを通過し、TICABUSでニカラグアへ向かいます。
朝ごはんはコンビニ内の簡易的なカフェでいただきます。バイキングで好きなものを取り分けてもらう方式でした。中米では左下のガジョ・ピント(塩味の豆ごはん)が気に入りました。これで3USドルぐらいです。
国境近くの川に、酔っぱらったおじさんがいました。車内から話しかけたアメリカ人男性と喧嘩しはじめて、見ているこちらがドキドキしてしまいました。
ニカラグアとの国境に到着。やはりここもバスから降り徒歩で通過します。
イミグレで謎の健康診断がありました。パスポートナンバーと名前を記帳し、体温を計るのですが・・・・
計測結果を見ると全員が36度と書いてありました(笑)。また全員バスから一旦預け荷物を出したのですが、一部の人のみチェックされただけで後はノーチェックでした。至上最強に意味不明なイミグレです。
午後7時頃。サンサルバドルから約14時間かけ、ようやくニカラグアのマナグアに到着です。
治安の悪いマナグアを夜散歩してみた
この日はTICABUSターミナル直結のホテルに1泊です。シングルルームで14ドル。ダブルルームが空いていたようで、シングル料金で案内してくれました。
レセプションの様子。たまたま英語が話せる人が居たので助かりました!!
問題は夕飯をどこで食べるかということ。地球の歩き方には、マナグアのTICABUSターミナル周辺は強盗・スリ多発地域で注意するようにと書かれており、3人とも「一番近くの店で妥協しよう」と意見が一致しました。
貴重品をほとんど持たずに、TICABUSターミナルの斜め向かいにある建物へ。たった1ブロックだけの移動なのに、こんなにハラハラするとは・・・
左手のアサド屋(肉を焼いて出してくれる店)の匂いにつられて入ります。山盛りの揚げバナナに隠れてしまいましたが、ビーフです。美味しいです。
陽気なお店のおばさんたち。私たちのために、近所のお兄さんを英語⇄スペイン語の通訳として呼んでくれました。
思いがけずいい人に巡り会えた私たちは、調子にのって近所を散策してみることにしました。
お菓子を手に持ち、祭壇の前でお祈りをしているようです。
「今日は聖マリアの誕生祭なんだよ」と近くに居たお兄さんが英語で教えてくれました。なんと、私たちは1年に1回のイベントに遭遇してしまったようです。お兄さんは「これ飲んでみる?」とお米やシナモンなどが入った伝統的な飲み物をプレゼントしてくれました。
そのまま大通りに出てみると・・・もの凄いイルミネーション!!
マナグアには全然期待してなかっただけに、いい意味で予想を裏切られましたね。
まるでクリスマスと記念日をドッキングしたような華やかさです。
20分ほどで満足し、宿に戻ることにしました。民家の鉄格子が治安の悪さを物語っています。
「この辺は普段は危ないから気をつけてね」と地元の人に言われました。やはり聖マリアの記念日だったので特別だったのかもしれません。
これで最も恐れていたマナグアの夜も、無事クリアすることができました。次はいよいよコスタリカへ向かいます。