メキシコシティ3日目。
この日から3日間、カウチサーフィンのホストの姪っ子のAngieがメキシコシティのチャプルテペク公園を案内してくれることになりました。ホストが優しすぎて、正直申し訳ないぐらいです。
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案内してくれるのはこんな人
メキシコの北部のソノラ出身(アメリカとの国境付近のエリア)で、現在はメキシコシティで一人暮らしをしているそうです。芸術家で前職はグラフィックデザイナー。他に絵を描いたり写真を撮るのが好きで、今はそちらに時間を費やしたいのだそう。
Angieは背も高くスタイルも抜群で、マーシャルアーツ(武術)で体を鍛えています。万が一襲われたとしても「骨の折り方も知っているから大丈夫なの」と言っていました。・・・私も世界一周用に身につけてきたら良かったかな??
MUSEO ARTE MODERNO(近代美術館)へ
ラテンアメリカ最大とも言われる、巨大なチャプルテペク公園内には、動物園の他に美術館やお城があります。
ペドロ・ラミレス・バスケスの展示を見ました。1968年のメキシコオリンピックの建築デザインなども手がけたメキシコを代表するアーティストです。
50周年の作品展示もありました。
1960年代のメキシコを撮影したフランス人のベルナルド・プロスの写真展も開催されていました。
Angieは「アーティストは生きているうちに有名になれないのは皮肉だ」と言っていました。フリーダ・カーロも、死後アメリカで知られるようになって世界に広まり、この写真家も死後に評価されるようになったそうです。
Zoológico de Chapultepec(チャプルテペク動物園)へ行ってみた
美術館の後は、チャプルテペク公園内にある動物園へ。動物との距離が遠いうえに、動物にやる気が一切見られなかったのが印象的でした。(北海道の旭山動物園を見習え!笑)
皆、動物を見ようと必死に柵の中を見回すのですが、結局何も居ないことに気づき、がっかりして戻って来るのを見るのがおもしろかったです。新しい動物園の楽しみ方を知った気がしました。
動物園内で顔にペイントをしている子どもたちが多かったので、「あれはハロウィーンのためにペイントしているの?」とAngieに聞いたら、特にそういうわけではなく、オシャレのようです。
公園内で顔にペイントしている親子が居たので「写真を撮らせてもらっていいですか?」と聞いたら断られてしまいました…!
メキシコでは皆どこでも写真を撮りたがるけれど、写真を撮られるのがあまり好きではないそうです。昔、写真で目をつけられ子どもが誘拐される事件などがあったらしく、親は特に警戒しているようです。
↓公園内ではこのようなヒモが売れていました。
こうやって使うんですね!
長くなってきたので、続きは次記事で^^
メキシコシティの治安について
観光エリア(中心部のソカロ・歴史地区内や、南にあるコヨアカン地区)では、日中であれば警察も多く、カメラをぶら下げて歩いても問題ないとのことでした。
ただ、ちょっとでもそのエリアを離れると治安はあまり良くないため、不用意に電子機器やカメラを出したりしないほうが無難です。特にメキシコシティの北側エリアでは、地元の人でもバスで盗難に遭ったりすることもあるらしく、Angieはバスの中ではiPhoneは一切取り出さないようにしていて、時にはブーツの中に忍ばせることもあったそうです・・・!
参考記事:Is Mexico safe? - World Nomads
基本、流しのタクシーは使わない(メキシコでは無認可のタクシーには車のナンバーがついていなかったり、ドライバーのライセンスが窓に貼っていないなどの特徴がある)。常識的に考えて、暗いところや人気がないところは避ける。これは世界のどの地域でも鉄則かもしれませんね。