2018年1月1日 インドネシア・チェモロラワン
早朝2時起床。私たちは新年にブロモ山のご来光を見るため、山の上にある展望台を目指すことにしました。
展望台に行くには、以下の2通りの方法があります
- ジープ or バイクタクシーを利用
- 徒歩で行く
宿泊していたBromo Inn Guesthouseで、ジープならひとり300,000ルピア(約2,500円)で乗せてあげるよ、と誘われましたが、インドネシア人のDからするとぼったくり料金らしく、断固拒否。うーん、でも全行程歩くのはキツイかも・・・。
国立公園内のバイクタクシーと料金交渉
そこで、私たちは下記のブログを参考に、Cemara Indah Hotelの一角から国立公園(Bromo Tengger Semeru National Park)に入り、国立公園内でバイクタクシーと交渉することにしました。
ホテルのフェンス横の脇道から、ヘッドライトを頼りに降りていくと、15分ほどで国立公園内の砂の砂漠に辿り着きます。マップの1→2までは徒歩で。足場が悪いため1時間ぐらいかかりました。
2のポイントに到着したのは午前4時頃。周辺には売店のほか、バイクやジープのドライバーがたむろっていました。ひとまずDとお茶を飲みながら、作戦会議をすることに。すると、ひとりのバイクドライバーが声をかけてきました。
「View Pointまで往復で、ひとり300,000ルピアでどうだ?」
Dはお茶を飲みながら少し考えたふりを続けていましたが、値下がることはなさそう。私たちは「行こう」と、展望台に向かう坂道を登り始めました。

すると、さきほどのドライバーがすかさずバイクで追いかけてくるありませんか!
交渉の結果、ひとりあたり100,000ルピア(約850円)でview pointまで往復、さらにマップ4のブロモ山のクレーターに立ち寄り、チェモロラワンの宿まで送り届けてくれることになりました。Dの交渉力に完敗です・・・!
Love Hill(Bukit Cinta)でご来光を待つ
Ojek(バイクタクシー)で、Love Hillという看板がある展望台(Bukit Cinta)までやってきました。周辺は路駐のジープやバイク、人でかなりカオスな状態です。ドライバーとは、2時間後の7時にLove Hillの看板前で待ち合わせの約束をし、一旦別れました。(もちろん料金は後払い)
雨も降り始めましたが、目的地に辿り着き一気にテンションが上がる私たち。
知らぬうちに朝日が昇り、霧が立ったまま全くブロモ山が見えません・・・。(気温推定5度)
しかし、1時間ほど待っていると、徐々に霧が晴れてきました!
そこに現れたのはブロモ山。
後で気づきましたが、もう少し上のView Pointに行かないとこの絵は見ることができなさそうですね・・・↓(正面の山がMt. Batok:2,440m、その左側のクレーターの山がMt. Bromo:2,329m、奥にある背の高い山がMt. Semeru: 3,676mです)

PublicDomainPictures / Pixabay
インドネシアは5月〜10月ぐらいが乾季らしいので、その時期に行かれる方は、この絶景を見れる可能性大!ぜひこのポイントを攻めてみてください。
ご来光ではありませんでしたが、大満足でした。
ブロモ山のクレーターは圧巻の迫力!
帰りはバイクタクシーで、Puncak Tangga Kawah Gunung Bromo Sukapuraに寄ってもらいました。この火山は昨年噴火したばかりらしく、溶岩の跡はまだ新しいものらしいです。
クレーターまでは、直線の階段をひたすら登る苦行が待っています。
頂上まで来て、クレーターの迫力・スケールに圧倒されました。北海道の樽前山とはだいぶ違いますね・・・!周囲はお鉢巡りできるようですが、きわどいラインが多く、ほとんどの人が一箇所に留まっていました。私もこの状態でちょっと足が震えてしまいましたよ・・・↓

このクレーターの見学も1時間ほどで終了し、その後は無事にチェモロラワンの宿まで送り届けてもらったのでした。バイクタクシーのお兄ちゃんたちありがとう!
次回は、イジェン火山の拠点の町まで移動の様子を紹介します。