2015年12月8日 エチオピア・アディスアベバ
アディスアベバのピアッサ地区を出て、ぶらぶらしてみました。
アディスアベバ街歩きマップ
タイトゥーホテルは旅人との出会いの場
2日目は、タイトゥーホテルで朝食を食べました。トーストとオムレツ、コーヒーがついて65ブル(約350円)
物価を考えると高いと思いますが、テラスで世界中から集まる旅人たちと時間を過ごすのも悪くありません。
タイトゥーホテルでは、仕事でエチオピア周辺国へ出張中のマレーシア人のエリック、日本人で約5年近くも海外を放浪しているまりちゃんと仲良くなりました。そして前回空港で知り合ったオーストラリア人のショーン。この日は、SIMカードを買いに行くため皆で行動を共にしました。
エチオピアでSIMカードを購入
エチオピアはwifi環境がよくないため、Ethio TelecomでSIMカードを買うことにしました。場所はタイトゥーホテルから徒歩10分ほど。ピアッサ地区を出て、セントジョージ大聖堂の前の通りを北に向かって歩き、右手に正規オフィスがあります。
【エチオピア】
Ethio teleにてsimカードを購入。sim代15ブル(300MBのデータ含む)+50ブル分の通話&データをつけて65ブル(約400円)。契約時にはパスポートの提示が必要。 pic.twitter.com/py59jfLi2a— N@Sapporo (@finsbury19) December 8, 2015
購入手続きは、英語がネイティブのショーンに任せっきりだったのでほとんど覚えていませんが、ショーンが親契約者になり、他の人を子契約者にするとSIMカードが1枚15ブルで購入できました。この時の料金形態は0.46ブル/MBのプランだったので、1GBで460ブル(約2,530円)という計算です。通信料金としては高いですね。
*購入場所は上の街歩きマップ「Ethio Telecom Arada Shop」を参照
エチオピアのフルーツジュースはめちゃくちゃ美味しい
帰りにEthio Telecom近くにある、まりちゃんオススメのフルーツジュース屋に連れて行ってもらいました。入口には果物がぶらさがっています。
【エチオピア】
噂には聞いてたけど、エチオピアのアボカドジュースのクオリティがやばい。濃厚でモロッコでは味わえなかった味!20ブル(約112円) pic.twitter.com/afnLKRWAXa— N@Sapporo (@finsbury19) December 8, 2015
あまりに気に入って再訪し、2回目はミックスジュースを注文してみました。下からアボカド・グアバ・バナナ・マンゴーの4層。これが1杯20ブル(約110円)で、どの層を飲んでも濃厚で美味しかったです。
店内は地元の人で大盛況!フルーツサラダが人気メニューのようで、パンを添えて食事を取っている人も多いようでした。ここは本当にオススメです。
アディスアベバのメトロ
アディスアベバには、中国の協力で作られた新しいメトロがあります。セントジョージ大聖堂のすぐ近くに駅があったため構内に入ってみました。(メトロの入口には警備員がいて、外にある小屋でチケットを購入しないと中に入ることができませんでした)
メトロは地元の人にとっても珍しいようで、皆携帯で写真を撮っていました。
このメトロで、エチオピア南部行きの長距離&短距離バスターミナルのすぐ近く(Autobus Tera駅)へアクセスすることも可能です。
人類最古の女性「ルーシー」に会いに行く
メトロを見学した後はエリックと別れ、私・ショーン・まりちゃんの3人でエチオピア国立博物館まで歩いて行ってみることにしました。(徒歩30分)
エチオピア国立博物館には、エチオピアのハダールという場所で発掘されたルーシーという320万年前の人類最古の化石が展示されています。歴史の教科書で見たやつです。
ショーンは考古学に興味があるようで、解説を読んでは感動していました。人類の起源ルーシーはヨーロッパ系統と、アジア系統に分かれて分布したそうです。インドやオーストラリア人の起源と日本人の起源はより近いみたい。
マラリア予防薬を入手
アフリカ縦断中には、マラリアに感染するリスクが高い地域(エチオピア南部やケニア周辺)を旅する予定があるため、マラリア予防薬を薬局で購入することにしました。
【エチオピア】アディスアベバの薬局でマラリア予防薬を買いました。週に1回飲むやつで6錠入りです。175ブル(約1020円) pic.twitter.com/IzFmOS8aZ3
— N@Sapporo (@finsbury19) December 8, 2015
成分にはメフロキンが入っており、副作用には、鬱・不安感・吐き気・腹痛・動悸などがあります。飲むのを避けたいタイプの薬ですが、まずは1ヶ月分だけ飲んでみることにしました。飲まないよりは抗体がつくと薬局の人に聞いたので。
実際メフロキンを飲んでみて、そこまでの副作用は感じませんでしたが、この後行くダナキルツアーではちょっとだけホームシックになりました。ちなみに副作用だったのかどうかは謎です。
このマラリア予防薬のほか、マラリアに感染した後に飲む治療薬タイプのものもあり、それも薬局で入手可能だそうです(名前は忘れました)。こういった類の薬は本来は医者に相談してから購入するべきものなので、自己責任で服用することにはなりますね。
ところで、アディスアベバではよく店前の行列を目にしました。携帯電話などの公共料金を支払うために並んでいるようです。
*以上、2015年12月時点での情報をもとに記事を作成しました。(1ブル=約5.5円で計算)