プリヴィエート！

2015年7月15日　モスクワにある全ロシア博覧センターを探訪しました

 

 

旧ソ連時代の建築やパビリオンが勢揃い

 

カウチサーフィンで知り合ったロシア人の女の子とメトロVDNKh駅で待ち合わせ

（おもしろい建築に興味があると伝えたら、ここを選んでくれました）

 

駅を出ると、いきなり宇宙博物館があります

 

建物自体が、ロケットが宇宙に向けて飛び立つようなイメージ

 

鉄道駅のある歩道を渡ると全ロシア博覧センターの入口です（駅からここまで10分ぐらいかかります）

 

ここで、恵まれないこどものためにとうたって募金活動をしている人がいたのですが、一緒に居た友人が「お金がないから」と断ったところ、いきなり「ビッチ」と罵られていました（ロシア語だったので全然気づかなかったのですが）

あれは募金活動のフリをした人だったんだろうね、ということで落ち着きました

ロシア人はたまに本当に失礼な人がいるから気をつけてね！と言われましたが、何せロシア語がわからないので当分は心配要らないと思います・・・

 

 

この全ロシア博覧センターは、第二次世界大戦前に作られ、戦争中は一時閉鎖されていたらしいのですが、戦後にまたオープンしたという経緯があるそう

 

↓中央パビリオン（中は現在は博物館になっています）

 

戦後は荒れ放題、野犬なども溢れておりミステリアスな場所だったとか・・・それが今では、モスクワ市民が休日をのんびり過ごす憩いの場所に変わったというから驚きです

 

旧ソ連の各共和国であるウクライナやウズペキスタンなどの民族のモニュメントで飾られた噴水

 

ゴージャスなウクライナのパビリオン

 

宇宙パビリオン

 

 

戦車の模型

 

現代アートのインスタレーションも、人々の目を楽しませます

 

 

広い敷地内には公園や川もあり、自転車レンタルやローラーブレードを持参して楽しむ人も

 

アイスやわたあめなどの売店のデザインがおしゃれ

 

友人に教えてもらったドーナツが美味しかった（1個30ルーブル）

 

 

公園を楽しむロシア人を観察するのも楽しみのひとつ

 

 

 

 

なんて穏やかな休日。天気が良い日なら１日中ぼーっと過ごせそう。

 

案内してくれたロシア人の女の子は初対面なのに不思議とフィーリングが合い、冗談やくだらない話もいっぱいしました。

 

「普段よくカウチサーフィンするの？」と聞かれたので

「うちは実家だし家族が居るから旅行者を泊めることはできないけど、旅先では何度かお世話になってるよ」と言うと、その子も「私もそうなんだよね」と。でもその代わりに街案内ぐらいならできるし、英語の練習にもなるから会うだけのカウチサーフィンもいいよねって。

 

カウチのホストにならなくてもできることはある。私も帰国したら日本を訪れる外国人を案内してあげよう。それも決まりきった観光コースじゃなく、地元の人の暮らしが垣間見えるような場所に連れて行ってあげるのもおもしろいんじゃないかと。そんなことを感じた1日でした。

 

ロシア人の友人と一緒に　スパスィーバ

 

 

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