持ち物

365日のシンプルライフ

更新日:

何かとすぐに新しいものを買ってしまう

浪費癖を止めたい

こんな悩みがある人に、ぜひ観て欲しい映画を紹介します。

 

365日のシンプルライフ

あらすじ

彼女にフラれた26歳の主人公は、ある日、モノで溢れかえった自分の部屋にうんざりする。

そこで彼は、自分の服・家財道具あらゆる荷物を貸し倉庫に預け、持ち物をゼロにし、1年間生活してみることを思い立つ。ルールは1日倉庫から1アイテムづつ取り出し、必要なものがどうか吟味しながらモノを増やしていく。そして1年間は何も買わない。

映画オフィシャルサイト

 

モノに支配されそうだ

主人公が冒頭でつぶやきます。

常にモノで満たされている生活は、自分にとって何ら不自由もないが、何の幸せも感じない。

 

 

実験を始めた主人公が最初に持ってきたのはコート。寝る時に体をくるんで、ブランケット代わりにすることもできる。

主人公は毎日1アイテムづつ倉庫からモノを取り出してくるものの、10日目で彼はもう何も要らないと感じてしまいます。生活に必要なものって、これだけで十分なんだ・・・

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実験中の主人公は、自分の祖母にこう問いかけます。

「おばあちゃんは、ずっとモノを買い続けたいと思う?それとも僕の年代とおばあちゃんの年代の違いっていうのもあるのかな?」

 

祖母はこう返します。

「死ぬまでモノを買い漁るなんて、何の意味もないよ。モノが人生をつくっているわけではないからね。」

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何が必要なのかは自分が一番よく知っているのかもしれない

映画のエンドロール付近でこんなフレーズが流れます。

最初の100個は生活に必要なもの
次の100個は生活を豊かにしてくれるもの

この映画は、断捨離とは少し違い、一旦モノをゼロにしてからひとつづつ自分に必要なものを増やしていくという行為を通し、「モノをもっと見直せば活用していけるんだ、新しいものを買わなくても豊かに生活できるんだ」ということを語りかけているような気がします。「便利だからもっといいものを」とモノにこだわって浪費していく傾向がある人は、この映画を観るとじわじわと効いてくるはず!

この映画を観た帰り、買い物をしようという気も無くなったし、自分の部屋のものをすべて段ボールに入れて、この映画のように実験生活をしてみたらどうなるだろう?と想像したりしました。

*実際にフィンランドでは、2013年にこの映画が公開され、上映後には主人公のような実験生活を始める人が出て社会現象にもなったそうです。

 

モノ以外のものについて考える

この映画は、モノ以外の大切なことにも触れています。

携帯電話やパソコンを倉庫に預けてしまい、メールやSNSという便利な連絡手段を失った彼にも、困ったときには助けてくれる家族や友人、心配してわざわざ家まで来てくれる友人がそばにいたこと。

モノや情報は生活を豊かにするかもしれないけれど、人が生きていくのにもしかしたら必要なものは案外少ないのかもしれません。

 

私はこの映画を観終えて、今の自分の生活や、世界一周の荷物についても考えさせられました。

世界一周の荷物なんて、本当はパスポートとお金と最小限の服だけで十分なのかもしれません。それよりも私の周りにいる家族や友人たちを、もっと大切にしていこう、と。

私は世界一周に出発するにあたって、色々なものを買いすぎてしまい、実は自己嫌悪にも陥っていました。ただ、この作品に出会い買い揃えたものを捨てるのではなく、映画の主人公のように極力新しいものを買い足さずに、今持っているものをもっと活用していくことを考えながら、旅に出るといいのかもしれません。

 

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札幌在住。これまで訪れた国は67カ国。 現在はゆるくアジア・国内を中心とした旅を楽しんでいます。趣味は登山やヨガなど。コーヒーとビールが好きです。

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