2015年12月26日 ケニア・ナイロビ
スラムツアーから戻り、宿で熱を測ってみると、なんと39.5度。私は熱が出てもだいたい微熱で、38度になるのが珍しいぐらいなので異常事態です。それにしてもこの状態でスラムツアーによく参加していたな、と自分の鈍感さに呆れてしまいました(笑)
それと少し、懸念していることがありました。
「マラリア感染かもしれない」
世界一周の旅人のなかには、アフリカ縦断中にマラリアに感染していたというケースが稀にあるのです。エチオピアもマラリア感染地域だし、マラリア予防薬を飲んでいたとはいえ、6週間分しか飲んでないし・・・
この日は日本から携帯したパブロンを飲み、ベットで安静にして過ごしました。夜一度熱を測ると37度ぐらいまでに下がっていて、一安心したものの、翌朝熱を測ると、また39度近くになっていました。
一度熱が下がった後、また上がった場合は、マラリア感染の疑いがある
旅仲間からそんな話を聞いたことがあったので・・・
マラリア感染、世界一周終了のお知らせ。
一瞬、そんな言葉が頭をよぎりました・・・
英語対応のドクターのクリニックへ
意を決して、skypeを使って海外旅行保険会社に連絡しました。保険会社が迅速に手配してくれたおかげで、電話をしてから2時間後にはナイロビ市内の個人クリニックで診てもらえることになりました。一緒に旅していたけんちゃんも付き添ってくれ、タクシーでクリニックへ向かいます。
約束の時間よりも20分ほど遅れドクターが到着。彼は英語のほか片言の日本語を話すこともでき、驚いて理由を聞くと、日本のJICA職員もこのクリニックによくお世話になることがあるそうです。この日は血液検査のため採血し、検査結果は翌日確認することになりました。
検査結果は・・・
血液検査の結果は、陰性。
高熱は旅の疲れが原因だったのかもしれません。良かった・・・マラリアじゃなかった〜
熱を下げる薬やら、咳止めシロップ、それと抗アレルギー薬も処方されました。抗アレルギー薬は背中に聴診器をあてた時に、ダニに噛まれている部分があったらしく、先生がバックパッカーの私を気遣って処方してくれたもの(笑)薬も含め、すべてキャッシュレス診療。海外旅行保険って、最高。
2日間ほど安静に過ごしたら、薬のおかげかすっかり体調は回復しました。
ケニアでサファリツアーに参加しようか随分悩みましたが「この時期だとタンザニアのほうが動物がたくさん居る可能性が高いよ」という誰かの言葉を信じ(?)次なる国タンザニアへ向かうことにしました。(ナイロビで年越しをしたくなかったというのもあります...)
ナイロビ→モシへのバス移動情報
New Kenya Lodgeから歩いて3分ほどの場所に、Dar Expressというバス会社のオフィスがあります。Dar Expressはあいにく満席だったため、隣のSaibaba Expressでチケットを購入しました。
ナイロビ 5:30am→モシ(タンザニア)翌日6:00am着 1,800シリング(約2,000円)
今気づいたけど、コレほぼ24時間の移動ですね・・・。病み上がりだったこともあり、実はほとんど記憶がありませんが、モヤレ→ナイロビ間のような危険なルートでもないため比較的安心して移動できたと記憶しています。ナイロビから遠ざかれば遠ざかるほど、安心感が増しますね(笑)
次回はキリマンジャロの麓にあるモシの町へ♬
山登っちゃうよー サファリ行っちゃうよー