南米のバス事情
バスはシートによってランク分けされているようで、ここでは代表的なふたつを紹介します。
カマ
スペイン語で”ベット”の意味で、シートが160~180度近くリクライニングするものも。ブランケットなどもついていて、飛行機でいうビジネスクラス並のシート。
セミカマ
カマよりはリクライニングしないが、シートもしっかりしていて快適とのこと。飛行機でいうエコノミークラス並のシート。
世界一周の旅人は、費用の節約面からセミカマのバスを利用する人が多いみたいです。ただ、長距離の路線では快適さを優先してカマをセレクトするのもなかなかオツなんじゃないでしょうか。
ただ、チケット購入時には食事やトイレの有無を確認した方が良さそう。ハズレを引かないために、宿の人や出会った旅人におすすめのバス会社を聞いてチケットを買おうかなと思っています。
南米で乗ってみたいバス
ペルー編
旅人にかなり評判が高いクルス・デル・スル(Cruz del Sur)社のバス。
VIPシートなんて、こんなのらしいですよ!!
フードもついてくる。これがめちゃくちゃおいしいという噂。
例えば、リマからクスコへの路線は所要時間が21時間半で、最安シートで$29、VIPシートで$67でした。(Cruz del Sur社のウェブサイトより1ヶ月ぐらい先の日付で検索)
このVIPシートは是非乗ってみたい!
*ちなみにskyscannerでリマ~クスコ間の航空券を調べてみたら、片道1万円ぐらいでありましたけどね。
ボリビア編
ラパス~ウユニ間のバスは、ドライバーと乗客がグルになって盗難を働くケースがあるなどあまりいい噂を聞きません。
観光客がよく利用しているらしいトドツーリスモ(Todo Turismo)社のバスだと、料金はローカルバスに比べると高めだけど、ある程度安心して乗れるようです。
料金は片道230ボリ(日本円にして3,500円ぐらい *2014.1月現在)で、所要時間約11時間の夜行バスです。南米のバスは寒いとよく聞きますが、この会社のウェブサイトにでかでかと、バス内の気温18~22度と書いてありました汗
ボリビアは隣国(ペルーやチリ)と比較するとそんなにバスのクオリティは高くないような印象。ラパスやウユニから隣国へ抜ける時は、いくつもバスを乗り継いでいく必要もあるみたいだし、飛行機を利用するのが無難なのかもしれません。ちなみに陸路だと、ウユニ塩湖~アタカマ間の国境越えツアーを利用してチリに向かうという手もあるようです。
国境越えツアーを体験した方のブログ
↑この方はアタカマからウユニ塩湖に向かった逆バージョンです。
チリ編
チリのバスは南米でもかなりハイレベルらしいのですが、その中でも利用してみたいのがTurBus(トゥールブス)。
シートクラスはセミカマ<サロンカマ<プレミアムと3種類あり、このプレミアムは是非機会があれば利用したいです。
TurBus社のウェブサイトを検索するも、こんな画像しか出てきませんでした。
やる気ある?
実際にプレミアムシートを利用された方のブログで想像を膨らませてみました
サンティアゴ~アタカマ(砂漠)間は、バス利用だと片道所要時間24時間だそうですが、豪華シートであれば、長距離の移動も耐えられそうな気がします(?)