2022年8月2日
出雲大社を参拝した後は、一畑バス 出雲大社連絡所から約20分ほどバスに乗り、日御碕(ひのみさき)神社へ。
バスの本数が少ないので、時刻表をチェックしてから行かれるのが良いと思います。→出雲日御碕さんぽPDF
日御碕神社で下車します。
日御碕神社にはスサノオノミコトを祀る神の宮と天照大御神(アマテラスオオミカミ)を祭神とする日沉宮(ひしずみのみや)があります。伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日沉宮は「日の本の夜を守る」との神勅により祀ったのが始まりと言われています。
日御碕神社は厄除けや縁結びをご利益とした霊験あらたかな神社とのことです。
日御碕神社の社務所にある御神砂守。厄除け・交通安全などにご利益があるようですが、その効果は「一生」だと言われているそうです。タイミングによっては置いていないこともあるそうなので、運良く入手できて良かったです。境内はそれほど広くなく、10分程度で見終えてしまいました。
日御碕神社のすぐ側にある経島(ふみしま)を見るため、海のほうへ向かいます。
天照大御神はもともと「経島(ふみしま)」で祀られていたのですが、その後天葺根命(あまのふきねのかみ)が経島に行かれた際に天照大御神が降臨し、「我天下の蒼生(国民)を恵まむ、汝速かに我を祀れ」との神勅があり、現在の日沉宮に大御神を祀られたということです。
経島では、毎年8月7日の夕刻、夕日の祭り「神幸神事(みゆきしんじ)」が斎行されているそうです。
出雲日御碕灯台に至る小さな歩道があったので、そのまま歩いて行ってみることにしました。
10分ほど歩くと、食堂や民宿などが見えてきました。小高い丘のような場所があったので、覗いてみるとこんな看板が入口にありました。
スサノオノミコトが出雲の国造りを終え、大国主命に国を譲った後、身を隠した場所??えぇ!!
そんな凄い場所なら、もっと目立たせたほうがいいのでは?
柏の葉をとり「吾が神魂はこの柏の葉の止まる処に住まん」と言って投げたところ、柏の葉がこの地に落ちたのだそうです。日本神話ってロマンしかないですね。特にこの場所は神聖な空気に包まれていて、良い場所でした。日御碕神社や灯台に行かれる際には、おすすめしたい場所です。
出雲日御碕灯台にやってきました。
あらためて案内図です。日御碕神社からは、赤い点線部分を歩いてきました。入場料300円で、灯台に登れるようなので登ってみることにしました。1903年に設置された日本一の高さを誇る灯台だそうです。163段の階段があり、高さは43.65m。
人によっては筋肉痛になるんじゃないかな^^;
天気も良く眺望は最高!風が気持ちが良い〜。
光が当たって海の色もエメラルドグリーンに。岩の先端で子どもが遊んでいるのが見えました。危ないなあとちょっと不安になりました^^;
バスまで少し時間があったので、周辺の散策路を歩いて時間調整しました^^
12:06日御碕灯台発、出雲駅行きのバスに乗り出雲大社前まで戻ってきました。
場所
ランチは三色割子そば!
ランチは、出雲大社の大鳥居のすぐそばにある田中屋さんで、三色割子そばをいただきました。
メニュー表はなく、QRコードを読み取りメニューを閲覧する近代的なお店でした。
3つの器でお蕎麦は1人前だそうです。薬味とつゆをかけ、ひとつの器のお蕎麦を食べ終えたら、つゆを次の器に継ぎ足す、という要領で食べていきます。お蕎麦がコシがあって美味しいです。暑い夏にはぴったり!
場所
食後は、スターバックス出雲大社店で限定マグカップを購入したり、近くのお店でお土産を買ったりしました。
神門通りをぶらぶら
大社珈琲で「縁結びブレンド」を購入。コーヒーソフトクリームもコーヒーの味わいが濃厚で美味しかったです。
一畑電車で、出雲駅方面に戻ります。
この一畑電車(通称ばたでん)も、縁結びパーフェクトチケットで乗り放題なんです。躊躇なく乗りますよ!
車両の中もレトロでかわいいです。エアコンもガンガン入っていました。
出雲駅まではのんびり30分。途中下車すると次の電車を待つのが大変そうなので、インスタ映えするという噂の鳥居は車窓から撮影しました。
一畑電車が神社と鳥居の間を通過するらしいです。そんな神社、全国でも珍しいですよね。
場所
旭日酒造さんで日本酒を試飲
出雲駅に戻り、サンロードなかまち商店街へ。前日に居酒屋「ツバメヤ」さんを訪問しましたが、すぐ近くに旭日酒造さんがあるのでやってきました!
こちらは100円で6種類の日本酒の試飲ができる機械があります。これは画期的ですね!
注ぎ口に試飲用のプラカップをセットし、ボタンを押すと10mlづつ日本酒が注がれるという仕組み。数字順に飲むのがおすすめです、と店員さんに教えてもらいました。
他にお客さんがいなかったので、沈黙は多少気になりましたが、美味しく試飲させていただきました。一番最初に飲んだ純米吟醸の佐香錦をお買い上げ。辛口で香りも豊かで美味しかったです。もう一軒近くにある出雲富士さんの販売所に寄るつもりでしたが、工事中で販売スペースがよくわからなかったので断念しました。
場所 営業時間 10:00-18:00
夕暮れの松江城へ
ホテルに一度荷物を置きに戻り、一畑電車で松江に向かいます。乗り放題パスで、無駄に移動しますよ笑
松江しんじ湖温泉駅まで行って、バスで松江城に行きました。
夏期は18時入場受付終了のようで、ギリギリ間に合いました。松江城は江戸時代に作られた立派なお城です。高さは約30m。
階段を4つぐらい登って天守閣へ。
雲が多くて、夕焼けは期待できなさそうですが、松江市内が一望できて穴道湖(しんじこ)もよく見えましたよ〜
穴道湖って、めちゃくちゃ大きいですね。一畑電車乗っている時に実感しました。移動距離長いな〜って(笑)
松江城の展示をさらーっと見て、敷地内の松江神社を参拝しました。時間が遅かったので、残念ながら御朱印は頂けませんでした。
この神社は、主に松江藩に貢献した方々を祀っているようです。
稲荷神社の狛犬が親子でかわいかったです。
バスで松江しんじ湖温泉駅に戻りましたが、出雲市行きの電車の待ち時間が45分もあったので、駅近くの温泉ホテルで日帰り入浴することにしました。駅前に銭湯みたいなのもあったんですが、せっかくなのでホテル「すいてんかく」さんへ。
日帰り入浴 16:00~21:00(大人1,000円)
内湯と外湯(檜風呂)がひとつづつとシンプルな作りでした。夕焼けが露天から見えるのかなと勝手に期待していたのですが、目張りされた柵があって全く夕焼けは見えませんでした😂 でもほぼ貸し切りだったので良かったです✨
場所
何とか20時台の一畑電車に乗り、1時間かけて出雲駅へ。もう真っ暗なのに、まだごはん食べてない😅
前日通りかかったしじみラーメンのお店へ。
大量のしじみが入っていて、めちゃくちゃ美味しい♪周りは飲んだ後のシメで食べに来ているのかなーってお客さんばかりでした。
場所
私のシメは、駅前のセブンイレブンで買った白バラコーヒー。牛乳が濃厚で、とっても美味しい。。。鳥取県産だけどね。
次回は最終日の松江観光の様子を紹介します。それでは!