2015年11月19日 トルコ・イズミル
パムッカレからデニズリを経由し、バスでイズミルへ。到着したのは夜の19時頃だったが、カウチサーフィンのホストが車で迎えに来てくれた。
彼はイズミル在住のトルコ人で、外資系の企業で働くいわゆる独身貴族ってやつだ。カウチサーファーの受入歴もあり評価も問題なさそうなので、イランに向かうまでの5日間、彼の家にお世話になることにした。
開放的なイズミルの街
彼の住む高層マンションからは、イズミルの港がよく見えた。
彼はイズミル市内の交通機関や移動方法まで事細かにメモに残してくれ、彼が仕事に出かけた後はそれを参考にし、ひとりで外出した。
まずはIZBAN(鉄道)に乗り中心部へ。イズミルはイスタンブールよりも観光地っぽくない感じが心地良い。
屋台で買ったミニサンドを頬張りながら、海沿いを歩く。(2トルコリラ=約70円)。
カフェで休憩。パフェが5TL(約200円)と、イスタンブールよりも物価が安く驚いた。
夕方になり、一度ホスト宅へ戻ることに。目の前に広がる美しい夕焼けを見て、イズミルの街が一気に好きになった。
夜はカウチサーフィンミーティングへ
イズミル2日目の夜は、ホストと一緒に繁華街Konakで行われるカウチサーフィンの定期飲み会に参加してみることに。ホストも私も、こういったカウチサーフィンのイベントに参加するのは初めて。
会場となるChicago Cafeのロフト席には30人以上が集まっていた。年齢層もさまざまで、英語に興味を持っているトルコ人の学生、私と同じような異国からの旅行者、現地で働く外国人も来ている。何人かと話したものの、人数が多すぎてまったく落ち着かなかった。(ホストと離れて座っていたが、彼も全く同じ感想だったらしい)。
そこに、ふと見覚えのある顔が・・・
カラハイトで別れたAlex&キャサリンだ!!!
お互いイズミルでカウチサーフィンをすることは知っていたけれど、まさかこのイベントに来ているとは・・・。(私たちには強力な引き寄せの法則が働いているらしい)
Alex&キャサリンのホストにご挨拶。この日は金曜だったが、彼らのホストは土曜も仕事が忙しいらしく、私のホスト(左から2番目)が、翌日は私たち3人にイズミルの街案内をしてくれることになった。何だか凄いコラボレーションになってきたぞ・・・。
バーを出て海沿いまで少し歩き、皆で瓶ビールを飲んだ。イズミルは開放的な場所で、週末は若者たちが海沿いの芝生に座ってビールを飲んだりしている。そこには宗教色が強いイスタンブールの旧市街と対極にある光景が広がっていた。
ホストの家に戻ってからも、ホストと私はトルコの蒸留酒ラキを飲みながらおしゃべりをした。
ラキは先に水を口に含ませておいてから飲むと、驚くほど味が柔らかくなる。後口はさっぱりとして、とても美味しいのだ。ホストは仕事柄ヨーロッパに滞在する機会が多いらしく、宗教や文化の違いについても驚くほど寛容で、まるで欧米人のようだった。
パムッカレ→イズミルの移動情報
パムッカレのラム子の食堂の向かいにあるPAMUKKALEにて、当日のバスチケットを購入。
デニズリ15:30発イズミル19:00着、anadolu社のバスで26リラ(約930円)。
ちなみにこのPamukkaleオフィスからデニズリまでは、無料のミニバンで送ってくれた。