2016年2月24日 インド・チェンナイ
空港からタクシーでBroad Landsに到着しました。
1951年創業の外国人専用のゲストハウスで、地球の歩き方にも載っています。受付のおじさんは満室だと言いましたが、近くに同じような価格帯の宿はないのかとしつこく尋ねると、2階にある部屋を案内してくれました。
シングルルームで水シャワー・トイレ付きで1泊450ルピーから(約750円)*2016年3月時点
施設の古さは否めないものの、よく見ると清掃もしっかりと行き届いています。何より静かなのがよいですね。
wifiは有料で1日あたり50ルピー(約100円)
受付のおじさんが「携帯貸して。パスワードを入力するから。」と要求してきたので、パソコンも持ってるからパスワード紙に書いてくれない?と聞くと「1デバイスにつき50ルピーだ!!」と言い始めました。困惑(笑)
ただ接続ボタンを押す前におじさんが携帯を私に戻してくれたため、"パスワードを表示する"のところにチェックを入れ、しっかりスクリーンショットを取っておきました。今の時代にwifiが有料の宿って、逆に珍しいのではないでしょうか?良くも悪くも古き良き宿という感じがします。
宿の屋上からモスクを眺めながら思ったこと
受付がある建物の中庭から奥に進むと、別の棟があります。
掃除中の女性たちに聞くと、屋上へはここから登って、と階段を案内されました。
宿の裏に見えたのはモスクです。インドにはキリスト教、ヒンズー教、イスラム教信者がそれぞれ1/3ぐらいずつ居るのだそうです。
アザーン(お祈り)の時間までは、少年たちに大人も混ざって野球を楽しんでいました。
チェンナイは日中はかなり暑いためか、夕方になるとちらほら人の出も多くなり、このようにベランダで涼む人も見受けられました。
そんな様子を眺めながら、夕日が沈むのを待ちます。
モスクが近くにあったせいか、モロッコのエッサウィラで見た美しい夕日をふと思い出しました。旅の記憶はふとしたきっかけで現実とリンクする。世界を廻ると、こんな楽しみ方ができるのもおもしろいなあと思います。
中南米、ヨーロッパ、アフリカと1年4ヶ月間旅してきて、旅の終盤で辿り着いたインド。そろそろ休憩も欲しいと思う反面、その土地ならではの刺激も欲しいと思っていました。そんな私にとって、チェンナイも、この宿もしっくりくるものでした。早くも、チェンナイが好きになりそうな予感がしていました。
チェンナイのおすすめ宿情報
Broad Lands
シングルルームで1泊450ルピー(約750円)から *2016年3月時点
近くに安い食堂がたくさんあり、外食にはまったく困りません。
場所