プリヴィエート!
2015年7月16日 1泊2日で古都ウラジーミルとスーズダリを周遊してきました
古都ウラジーミルへ
かつてモスクワに首都機能が移される前には、ウラジーミルに首都機能があったという話です。日本でいう京都みたいなものでしょうか。ウラジーミルは黄金の環として知られる古都群の中でも一番有名と言われていて、12世紀頃の古い教会や建築を見ることができます。
モスクワからバスで約3時間
メトロ青ラインの終点シェルコフスカヤ駅直結のバスターミナルからバスに乗ります(片道400ルーブル・荷物預け代78ルーブル)
バスに荷物預け代とかかかるんだったら、モスクワのどこかに置いてきてもよかったかもしれない・・・1泊2日だし。面倒くさくてコロコロバックごと持って来ちゃったけど。
バスは途中で休憩所に寄ります。ここはサンドイッチなどの軽食類のお店も充実していました
↓おやつのアイス(30ルーブル)
ウラジーミルのバスターミナルには手荷物預かり所がありました。入口の警備員さんにロシア語で聞くと、係員の人を内線で呼んでくれます。(1個につき80ルーブル)
その日中にスーズダリに移動するので、コロコロバックを預けました。かなり身軽になりました!
郊外にあるポクロヴァ・ナ・ネルリ教会へ
到着して早々、地球の歩き方に載っていた「白鳥と呼ばれる美しい教会」に行ってみることにしました。バスターミナルからまっすぐ階段を登ってくと、大通りのボリシャヤ・モスコフスカヤ通りに出るのでそこから152番バスに乗ります。
こういう青い屋根の教会が見えたら降ります(20分ぐらいだったと思います)
地元の人にロシア語で書いた教会の表記を見せ確認しながら、田舎道を進んでいきます
↓途中で見かける民家もかわいいです
↓高架橋を途中越えていきます(帰りに撮影したもの)
しばらく歩いて行くと草原の奥のほうに、教会がぼんやりと見えてきます
湖のほとりに静かに佇む教会 確かにどこか女性的で白鳥のようです
1165年に建てられた世界遺産にもなっている教会です
↓記念撮影で湖の中に入っちゃう人も
ファサードや壁面の装飾も本当に細かい、白い石でできた教会です。内部も入れましたが、やはり写真撮影は不可で、古く荘厳な感じがしました
しばらく対岸でパンを食べながら眺めていました
ロシアは今年は冷夏らしく、また1日の中でも気候も劇的に変化します。急に暑くなったり、雨が降って寒くなったり・・・。晴れている瞬間に教会の美しい姿を撮ることができて良かったです
帰りに、さきほどの青い屋根のバガリューブスキー公の宮殿と修道院に寄ってみました
バガリューブスキー公はポクロヴァ・ナ・ネルリ教会を建てた人のようです。(教会は戦争で亡くした息子のために建てた)この白い教会は18世紀に建てられたものですが、塔と通路部分の装飾は12世紀に彫られたものだと書かれていました。これも世界遺産みたいです。
ちなみにこの教会の中は、女性はズボンNGらしく腰巻き布を渡されました
ロシアの教会は何度か訪問してきましたが、初めてだったので驚きました。修道院だからなのかもしれません
帰りにバス停の前で、クワスやビールのお店を見かけたので入ってみました
クワスの一番小さいの、とジェスチャーで伝えたら茶色のボトルに入れてくれました
ロシア語で値段を言われましたがわからなくて困っていたら、なんとタダでくれました。え?いいんですか?こういうのはロシア初だったのでびっくりしてしまいました。
↓クワスって、喉ごしが完全にビールなのですが、アルコールが入っていないので昼間でも心置きなく飲めます
ウラジーミル市内の見どころなど
ウラジーミルの目抜き通りはおしゃれなカフェやレストランもたくさんあり、意外と都会な印象を受けました
この後、スーズダリでウラジミール在住の方と話す機会があったのですが、市内中心部には日本食のレストランがあり、tokyoとkabukiというお店があるそうですがちなみにkabukiのほうが美味しいらしいです。何情報だ。
ジンジャークッキーが有名らしいです。凝りに凝った装飾がなされた重たいクッキーをお土産として購入される方も多くみかけました(でも200ルーブル以上とかします)
黄金の門
ウスペンスキー大聖堂
14世紀まではロシアの大聖堂の中で最高位と言われていた場所です。内部のフレスコ画は光の輪をつけた聖人たちが描かれていて、その古さと美しさに圧倒されます。(入場料は100ルーブル)
背後にある見晴らし台からは、ウラジーミル郊外の美しい風景をパノラマで楽しむこともできます。公園もあるので、ここでちょっと休憩しました。
同じ敷地内にあるドミトリエフスキー聖堂
浮き彫りのモチーフは聖人、英雄、植物や動物まで
下段の左から2番目のライオンが完全に人面犬ですけど・・・(このネタ古い?)
個人的に教会とか大聖堂は正直あまり得意ではないのですが、古いものを見るとそれなりにはっとさせられる美しさがあったりして、建築アートとしては非常に見応えがあります
ファサードの彫刻がめちゃくちゃ細かい!
この後ロシアからヨーロッパに入る予定ですが、教会もこんな感じでゆるくレポートしていきますのでどうぞよろしくお願いします。
18時頃のバスで、スーズダリへ移動です
到着早々道に迷ってしまったのですが、その話は次回の記事で
お楽しみに
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