昨日オアハカからメキシコシティに戻ってきたのですが、1週間ほど前から風邪の症状が出ており、咳や鼻水が止まらなくなってきたので、無理をせず病院に行くことにしました。
メキシコシティには日本語を話す医師がいる
私が契約している海外旅行保険の会社は損保ジャパンさんなのですが、日本語を話す医師がいる「オスピタル エスパニョール(スペイン病院)」を紹介してくれました。ここでは、キャッシュレスでの受診が可能でした。
現地時間の朝7時頃に電話をして、その日の昼には受診できるよう予約を取ることができました。とてもスムーズで驚きました。医師によると、メキシコで日本語が話せる医師が居るのはメキシコシティだけのようです。
メキシコシティの無線タクシーを利用し病院へ
メキシコシティでは流しのタクシーはトラブルに遭うことが多いと聞き、病院に行くためカウチサーフィンのホストが無線タクシーを呼んでくれました。
後で保険会社にタクシー代を請求できるよう「ティエネン レシーボ?」(領収書ありますか?)とドライバーに聞き、領収証をもらうことができました。市内からだと200ペソ(日本円で1,600円ぐらい:2014年11月現在)で行けました。キャッシュをあまり使いたくなかったので、帰りはメトロで帰ってきましたけどね。
メキシコシティのメトロ(地下鉄)のデザインは、どことなくパリのメトロに似ている気がしました。
オスピタル エスパニョールに到着
タクシーを降り、病院の総合案内へ。「アブラ イングレス?」(英語話せますか?)と聞くと、別のスタッフがやってきて、私が予約した日本語の話せる医師のオフィスがある建物と部屋番号を調べ、メモして渡してくれました。事前に医師の名前をしっかり聞いておけばよかったなあと思いました。
こんな感じのオフィスに、日本語を話す医師が居ました。話を聞いてみると、どうやらメキシコ生まれの日系の先生みたいです。症状を聞くなり、すぐに1本注射を打ってくれました。
薬は処方箋を渡され「薬局はどこでもいいので買ってね」と言われて、「え、薬はキャッシュレスじゃないんですか?」と聞くと、ここでは立て替えになるようでした。(念のため受付で電話を借り、保険会社に問い合わせたのですが、レシートと処方箋を取っておいて後で請求してとのこと)
タイのバンコクの病院では、薬もキャッシュレスで行けたのになあ…国や病院によってまちまちなんですね!
過去記事:楽天プレミアムカード付帯の保険でバンコクの病院に行ってみた
処方してもらった薬は、合計で400ペソぐらい(日本円で約3,200円:2014年11月現在)。
立て替えた分の保険金請求は、海外からだと申請フォーム等をプリントアウトして、アメリカのメディカルセンターに郵送しないといけないようで、手続きが少々面倒くさいです。半年後に一時帰国を予定しているので、その時にまとめて申請するつもりです。
カウチサーフィン宅で静養させてもらうことに
病院から戻ると、カウチサーフィンのホストがランチを作ってくれていました。弱っている時の温かさが心に沁みます・・・。
実はまだ、同じカウチサーフィンのホストのところにお世話になっております笑(すでに2週間になります)。毎回ごはんが美味しくて、ずっと居たいぐらい。ただ、メキシコシティの空気の悪さと乾燥には辟易しているので、回復したら、次は別の街へ行くつもりです。ちょっと淋しいですが・・・。