2017年9月23日 曇りのち雨
登山サークルの方と、支笏湖の楓沢でハイキングしてきました。
苔の回廊への行き方
札幌から車で1時間ほどの場所にある支笏湖には、有名な「苔の洞門」という人気スポットがあったのですが、現在土砂崩れ等により封鎖されています。(2017年9月時点)その代わりに「楓沢」でも苔の回廊を見ることができるという話を聞き、早速行ってきました。
アクセス方法
支笏湖モラップキャンプ場近くの国道276号線の「紋別橋」の脇から下に降り、目印のピンクテープに従って進んでいきます。(モラップキャンプ場に駐車しても良いですが、紋別橋の手前の山道入口に数台分の駐車スペースあり)
そこから先は、倒木をくぐりながら平坦な道を20分ほど歩いていきます。
苔の回廊の入口に到着
11:50頃 苔の回廊らしき場所にたどり着きました。
回廊内では木をくぐる場面も多いので、軽装で来ることをオススメします。
樽前山の噴火による溶岩が、沢水等により侵食され、その岩壁に苔がびっしりついています。晴れた日に来たらもっと苔の緑が強く出るのでしょうね。
第一回廊の終着地点でランチタイム
今回は11名でのハイキングでしたが、うちふたりがガスバーナーでお湯を沸かしてくれ、ホットコーヒーやスープをご馳走になりました。(おにぎりは持参)
この後はてっきり引き返すのかと思っていたのですが、第二の回廊を目指すようです。この行き止まり地点から左手の山を登り、すぐ右手のピンクテープの方面へ。
いきなりの試練!3mの崖をロープづたいに登れるか?!
第二の苔の回廊へ行くには、この3mの崖を上りきらなければならないようです・・・。
軽いハイキングのつもりが、気づけばガチのクライミングに(笑)
写真だとそうでもないですが足元がかなり危険で、実際にここで第二の苔の回廊へ行くのを断念するメンバーもいました。
いや・・・ここまで来たら行くしかないでしょ。
ロープを使う場面では、トレッキング用の手袋があると便利ですね。
崖を登りきった後は、ピンクテープを矢印にさらに進みます。
坂を下り道路に出たら、左側へ進みます。
秘境感溢れる第二の苔の回廊
なんと、第一の苔の回廊よりもはるかにスケールの大きな回廊が待っていました。(崖登って良かった〜)
回廊の高さもさきほどと違い、さらに秘境感たっぷり!思わずテンションが上がります。
しかし、ここでまた新たな試練が。
ロープ+仲間に手を引っ張ってもらいながら、なんとかクリア〜
ここから5分ほど進んだあたりで、苔の回廊は終了。この先は、風不死岳(ふっぷしだけ)につながっているそうです。
ここで来た道を引き返し、駐車場まで戻りました。(終了14:30頃)
予想以上に大冒険の楓沢ハイキングでした。天気が良い時は苔の見え方も違うと思うので、ぜひまた来たいです。