2015年3月1日 ペルー アグアス・カリエンテス
朝5時に宿を出て、マチュピチュ遺跡へ。マチュピチュ村から遺跡までは、徒歩orバスの二択です。イタリア人と話し合い、行きはバス・帰りは徒歩で妥協することにしました。(バスは片道12ドルというかなり強気の価格設定です)
朝6時前 マチュピチュ遺跡のゲートに到着
マチュピチュ村からバスに乗り、約30分で遺跡のゲートに到着。6時の開門前にもかかわらずたくさんの人で賑わっていました。
パスポートと入場チケットをスキャンし、入場します。はやる気持ちを抑えながら足を進めると、そこに広がっていたのはまさしくマチュピチュ!
イタリア人と一緒に記念撮影。その後、私はひとりワイナピチュへ向かいます。
ワイナピチュには入山制限があり、朝7時〜、朝10時〜の1日2回、各200人しか入山が許されていいませんが、私が持っていたのは朝7時に入山できるチケット、イタリア人が持っていたのは10時からのものだったのです。おかげで私たちはマチュピチュで別々の時間を過ごす羽目になってしまったのでした。せ、切ない・・・。
朝7時 ワイナピチュ入山開始

入山開始を待っている間、韓国人の女の子と仲良くなる
入山時間を記入してから、中へ。

雨季のため足場は概ね悪かった
視界が開けると、目の前にワイナピチュが立ちはだかっていました。遺跡からの標高差は約300mで、頂上までは約1時間ひたすら登りのコースです。
↓頂上付近には、岩の間をくぐって進む箇所があるため、極力軽装備がオススメです

岩の裏にある鉄の階段を登れば、頂上
頂上では、肝心のマチュピチュ遺跡が雲に隠れていました。(左に見える山道は、マチュピチュ村から遺跡までのバスルート)
30分ほど辛抱強く待っていると、雲が奇跡的に晴れてきました。こ、これって・・・

イタリア人も一緒だったらよかったのにな・・・

ワイナピチュからの眺めが最高すぎて、1時間近くここに滞在しました
ワイナピチュの裏手のほうを眺めていたら好奇心が抑えられなくなり、入山時に親しくなった韓国人女子とふたりで、急遽ワイナピチュの裏側のルートへ行ってみることに。
ここでマチュピチュ遺跡に戻っていれば、料金に含まれていたガイド付きの解説ツアーにも参加できたのですが・・・
月の神殿への道のりは想像以上に激しく、こんなはしごを降りる箇所もありました。
月の神殿(Templo de la Luna)に到着
帰りは、高低差が激しい来た道を引き返すか、比較的緩やかな山の周囲を迂回して戻るコースの二択です。
私たちは迷わず後者を選びましたw
月の神殿から約1時間半かけて戻ってきました。ワイナピチュに3時間半も滞在してしまい、マチュピチュ遺跡に戻ったのは12時すぎのことでした。
恋するマチュピチュ?!
イタリア人とは14時に入口ゲートで待ち合わせをしていました。ガイドツアー中であろう私たちの団体がどこにいるかわからず、私はひとり歩いていました。
遺跡の高い位置まで登り、ふとあたりを見渡した瞬間。
イタリア人の彼、発見!
会いたいなあと思っていたら、簡単に会えてしまいびっくり!引き寄せの法則なのかな?私がガイドツアーに参加せずにワイナピチュの裏側まで行ったことを話すと、彼は私がワイナピチュに行っている間にガイドツアーに参加したらしく、覚えている範囲で色々と私に説明してくれました。

じゃがいもなどの穀物を栽培し自給自足をしていたらしい

至るところに水はけの工夫が見られます
マチュピチュ遺跡は1911年にアメリカの探検家に発見されるまで、数百年もの間眠っていたとも言われているそうです。宗教目的で作られたものなのか、それとも外敵から身を守るために構築された城塞都市なのか・・・謎は未だに明らかにされていません。
今度来る時は、ちゃんとガイドツアーに参加して解説を聞こう・・・そう心に決めたマチュピチュ遺跡でした。
14時頃 マチュピチュ村へ向かって下山
帰りはバスには乗らず、徒歩でマチュピチュ村へ戻ります。
1時間半かけて下山。黄色く色がついているのがこの登山道。比較的ゆるやかなのがバスルート。行きでここを登ってたらワイナピチュには登れなかったと思うぐらいハードなので、登山に不慣れな方は徒歩移動は止めておいたほうがいいと思います。
下山した後は、ご褒美にアイスを食べてから宿へ。シャワーを浴びてから夕食です。
2軒目は場所を移し、ビールとピスコサワーで乾杯!
マチュピチュでの心地良い疲労感に、ピスコサワーのアルコールが廻り、ご機嫌な夜を過ごしたのでした。
*以上、2015年3月時点での情報をもとに記事を作成しました。(1ソル=約38.5円で計算)