2024年6月22日 スリランカ最終日
2泊した「C1 Colombo Fort」。立地が良く、とても快適なホテルでした。朝食付きなら最高だったんですけどね。
近くのパン屋さんで買ったペイストリーと紅茶で朝食。
チェックアウト前に、同じブロックにある「Cargills」というスーパーで、ばら撒き用のお土産を購入しました。建物はイギリス調のデザインで、とてもかわいいです。
Dilmahの個包装ティーバッグ、アーユルヴェーダブランドの石鹸や歯磨き粉、レモンクリームのサンドクッキーなどを購入しました。合計で約5,000円ほど!今回は、全旅程で預け荷物ありのフライトだったので、ここぞとばかりにかさばるお土産を買い込んでみました。
お土産をバッグにパッキングし、チェックアウト完了。さて、飛行機の時間まで、コロンボ市内観光を楽しみます!
コロンボ市内の寺院巡り① シーマ・マラカヤ寺院
PickMe(バイク)で訪れたのは、シーマ・マラカヤ寺院。都会のオアシスであるベイラ湖畔に佇む仏教寺院です。19世紀に建てられ、スリランカの著名な建築家ジェフリー・バワによって再建されました。
入口でチケットを購入(400ルピー)。このチケットは、後で紹介するガンガーラーマ マハー ウィハーラ寺院との共通券です。寺院内は靴を脱ぐ必要があるため、汚れてもよい靴下を履いていくと便利です。
本堂の周囲には、黄金に輝く仏像がずらりと並び、圧巻の光景が広がっています。
本堂の横には、ヒンドゥー教の神々も祀られていました。
ナーガ(蛇)は、仏教では仏陀を保護する存在であり、水や繁栄の象徴ともされています。
今回のスリランカ旅行では、ジェフリー・バワの建築を見る機会がなかったのですが、最後に訪れることができて良かったです。
場所
コロンボ市内の寺院巡り② ガンガーラーマ マハー ウィハーラ寺院
シーマ・マラカヤ寺院から徒歩5分ほどの距離にある、ガンガーラーマ寺院へ。こちらも19世紀に建立された仏教寺院で、スリランカ以外にもインド、中国、タイなどの建築様式が取り入れられています。
中へ進むと、神聖な菩提樹があり、多くの人々が静かに瞑想し、お祈りを捧げていました。
菩提樹のそばには、まるで「世界のお宝ギャラリー」のような部屋があり、各国の骨董品や雑貨が並べられています。ビンテージカーのコレクションもあり、少しユニークな展示となっていました。
寺院としての信仰の場でありながら、博物館のような要素もあり、楽しめるスポットです。シーマ・マラカヤ寺院とセットで訪れるのがおすすめです。
場所
スリランカの雑貨店巡り
シナモンガーデンズにあるスリランカの雑貨店や衣類店を訪れました。
Urban Island は、スリランカのデザイナーによるブランドで、雑貨や洋服を販売しています。素材にこだわったヨガウェアやアクセサリーなど、価格はやや高めですが、洗練されたデザインのアイテムが多く、見ているだけでも楽しかったです。(写真は入り口のみで失礼します)
Cotton Collection はスリランカのファストファッションブランドで、その名の通り、良質な綿素材の衣類を手頃な価格で提供しています。
店員さんに確認したところ、撮影OKとのことだったので、接客の様子も撮らせていただきました。サイズが合わず購入には至りませんでしたが、デザインは可愛く魅力的でした。
場所
近くにはアルピコという大型スーパーもあるので、周辺をまとめて巡るのもおすすめです。
ジェフリーバワ建築のThe Gallery Cafeへ
こちらは、ジェフリー・バワの旧オフィスを利用したギャラリー兼カフェです。
バワ建築ならではの開放的な空間が広がり、暑い日でも涼しげな造りになっています。
併設のショップでは、スリランカのシンハラ文字をモチーフにした雑貨が販売されています。デザインがとても可愛らしく、お土産にもぴったりです。
レストランは中庭に面した作りになっており、開放的で心地よい雰囲気です。せっかくなので、ここでランチをいただくことにしました。
右手のテーブルには駐在マダムのグループが集まり、昼からセクシーなドレス姿でお酒を楽しんでいました(笑)。
店員さんにおすすめしてもらったライム&ソーダを注文しました。爽やかでとても美味しかったです。メインはエビのカレー。しっかりとした辛味があり、添えられたバゲットやサラダも絶品でした。
デザートには、スリランカならではのシナモンアイスを注文。スリランカはシナモン貿易で歴史的にも有名で、コロンボ市内には「シナモンガーデンズ」という、かつてシナモン農園だった高級住宅街もあります。
今回のお会計はトータルで 7,000 ルピー(約 3,500 円)。日本のホテルのランチビュッフェ並みの価格でしたが、その価値は十分にある美味しさでした!
場所
ランチ後、海沿いの線路をぶらぶら歩いてみました。本当は、この海岸線を走る列車の写真を撮りたかったのですが(前日にCurry Potでカレーを食べたときにもすれ違ったのですが、雨だったため良い写真が撮れませんでした)、列車がなかなか来ず、結局諦めてしまいました。
歩くのに疲れて、再びPickMeでバイクを呼び、ゴールフェイスビーチの方へ移動しました。昨日、Spa Ceylonで買い物をしたショッピングモールの前です。憩いの場が広がっていて、屋台やフードコートなどもあります。
なかなか買う勇気が出ませんでしたけどね…。
こちらの桟橋はカップルたちの溜まり場になっていました。ここでは、結構な人たちに話しかけられたり、記念撮影を求められたりしました。日本人が珍しいのでしょうか?
高波にもかかわらず、ギリギリまで攻めている親子の姿が印象的でした。
ぼんやりと、約2週間のスリランカ旅の余韻に浸っていました。初日に成田空港でフライトがキャンセルされましたが、それ以外は特にトラブルもありませんでした。
最後に犯した大失敗
ホテルに戻り、PickMeで空港行きのトゥクトゥクを調べたところ、どうやら2,000ルピー台で行けるようだったので、余ったスリランカルピーを日本円に両替しました。1万円札があるのが偉い!
PickMeで呼んだトゥクトゥクが到着したようだったので、慌てて乗り込み空港へ向かいました。移動して5分ほど経った後、スマホにPickMeのドライバーから着信が。「どこにいるの?」と。
確認したところ、私が乗ったのはホテルにほぼ常駐しているトゥクトゥクだったようです。油断してナンバープレートの確認を怠ったため、こんなことに…。やたらとドライバーの愛想が良いなぁと思っていたんですよね。
結局、PickMeの倍の金額を支払って空港に到着しました。みなさんはこのような失敗をしないかと思いますが、スリランカでPickMeが便利すぎて慣れてきた頃には気をつけてくださいね。本当かどうかわかりませんが、トゥクトゥクは空港の手前までしか行けないとのことで、ここで降車です。
チェックイン後、制限エリア内に入ると両替ゾーンがあります。スリランカルピーはスリランカを出ると再両替できないので、ここで端数のルピーを日本円に両替しようと思ったら、日本円の在庫がないとのことでアメリカドルになりました。
※出国時の両替では、入国時の両替レシートを求められるので、必ず取っておいてください。
ロータスラウンジで休憩
コロンボの空港で唯一、プライオリティパスで入れるラウンジがこちらです。シャワーを浴びて、軽食を食べて、深夜便に備えましょう。
シャワーの利用について尋ねると、タオルセットと一緒にシャワールームに案内されました。かなり狭いですが、汗だくの体で長時間の深夜フライトに乗るよりはマシです。
あれ、お湯が出ない…
すでにずぶ濡れの状態になっているので、外に出てスタッフにSOSを発することもできず…。意を決して、そのまま水浴びしました(笑)。
問題は、ドライヤーがついていないこと。スリランカには万が一のために持参してきていたのですが、機内預け荷物の中…。ひと目を忍んで、トイレについているハンドドライヤーを何度か髪に当てて、何とか髪の毛を乾かしました(ショートカットでよかった)。
実はこのラウンジ、エアコンがガンガン効いていました。冷水シャワーでギンギンに冷えた体に追い打ちをかけられ、軽食とビールを飲んだ後、1時間もしないうちにラウンジから退散するという結末になりました。
19:50発 コロンボ→成田
定刻より少し遅れての出発でしたが、ようやく日本へ帰国です。行きと違って、バンコク経由ではなく、直行便で成田へ向かいます! この空港にはもうひとつ罠がありまして、搭乗口ゾーンの手前に、手荷物検査のレーンがもうひとつありますので、くれぐれも時間にはゆとりを持って行動してください。(宝石の持ち出しとかの規制なのかな…)
スリランカ航空の機内食の味付けは、どうも好きになれませんでした。どうしたらここまで濃くできるのか?
朝食はあまりお腹が空いていなくて、固形物には手をつけませんでした。ラウンジの冷水シャワーのせいか、若干風邪を引いたのかも(笑)。
