2024年6月15日
朝、散歩のために外に出ると、パン売りのトゥクトゥクと遭遇しました。とてもかわいかったです…
宿での朝食。前日にフルーツを入れて欲しいとリクエストしたところ、ウッドアップルとパパイヤが出てきました。前日と変わらずのボリュームで、朝からたくさん食べました。
チェックアウトの時間です。スタッフの方々がとても親切で、彼らの対応が高評価の理由がよくわかりました。この写真の右側に写っているのが、トゥクトゥクのドライバーさんです。
アヌラーダプラからシギリヤへ向かうためには直通のバスがないため、ダンブッラでバスを乗り換える必要がありますが、ドライバーさんがダンブッラの世界遺産に立ち寄り、シギリヤまで送ってくれることになりました。
トゥクトゥクで約1時間、ダンブッラへ向かいます。
ダンブッラの石窟寺院
ダンブッラの石窟寺院は、紀元前1世紀頃に建てられたスリランカ最大かつ保存状態が良い石窟寺院です。入場料は2,000ルピー(約1,000円)です。
ドライバーさんは下で待っていてくれるそうなので、長い階段を登って石窟寺院に向かいます。歩きやすい靴をおすすめします。
途中、睡蓮の花をお供え用に購入しましたが、観光地価格でちょっと高かったです(笑)
石窟寺院は岩山の中腹にあり、標高160mほどの場所から素晴らしい眺望が楽しめます。
石窟寺院には5つの主要な石窟があり、回廊を歩きながら見学できます。
たくさんの人が並んでいる入口の石窟に入ってみました。
僧侶にお布施を捧げるために托鉢の時間を静かに待っているようでした。石窟内は蒸し暑く、少し滞在するだけで汗が吹き出してくるほどでした。それでも、スリランカの人々は観光客に対して非常に友好的で、親切な態度を見せてくれます。このようなおもてなしの姿勢に、心が和みました。
石窟寺院は非常に迫力があり、岩肌に合わせて精巧に描かれた壁画が見応え十分でした。壁画は仏陀の生涯や教えをテーマにしています。
タイでも有名な涅槃像。実は、タイの仏教はスリランカから伝わったとされています。13世紀のスコータイ王朝の時にスリランカの僧侶がタイへ派遣され、テーラワーダ仏教(上座部仏教)が伝えられました。インドからスリランカへ、スリランカからタイへ…仏教の歴史において、スリランカは重要な役割を果たしていたのですね。
ダンブッラ石窟寺院は、現在も礼拝所・瞑想の場所として使用されており、とても静かで心地よい空気が流れていました。
駐車場に戻り、トゥクトゥクで黄金寺院へ向かいました。
黄金の仏像は高さ30mあり、その下にはスリランカの仏教に関する博物館もあります。階段を登ると仏像の近くまで行けるようになっています。
この黄金寺院は1990年代に建てられたものです。先ほど見た石窟寺院とも繋がっており、巡礼者のために整備された施設なのだそうです。
ダンブッラを後にし、シギリヤへ向かいます。途中、道路沿いにあった屋台でドライバーさんにスリランカのオレンジのフレッシュジュースをごちそうになりました。
スリランカのオレンジは皮がとても硬く、甘さが強くて美味しかったです。
約30分でシギリヤの宿に到着しました。3日間お世話になったドライバーさんには感謝の気持ちしかありません。もしアヌラーダプラでトゥクトゥクを探している方がいらっしゃれば、Instagramで連絡してみてくださいね。
ドライバーさんの紹介
他の動画もこちらからどうぞ
アヌラーダプラ〜ダンブッラ世界遺産〜シギリヤ
トゥクトゥクで9,000ルピー(約4,500円)
※2024年6月時点の情報です 1ルピー=0.5円