2015年8月9日 ウクライナ・リヴィウ
ヨーロッパ風の美しい街リヴィウ
リヴィウは13世紀に起源を持つウクライナの古都。キエフに比べて小さく、旧市街は1時間もあれば歩けてしまうんじゃないかと思うほど。旧市街には聖堂や教会、薬局博物館、武器博物館などがあります。ポーランドやハプスブルク家の支配下にあったためか、キエフに比べるとややロシアテイストは少なめな印象。
レトロな旧市街の様子
市庁舎の時計台から旧市街を眺めるのもオススメ
旧市街にはクラフトマーケットもありお土産探しにも困らないです(友人のお土産にウクライナの伝統柄のTシャツを買いました。180UAH:約1,000円)
リヴィウには心くすぐられるお店がいっぱい
Lviv Chocolate Factory
チョコレートアートのデモンストレーション(ブラックチョコの上にコーティングしたホワイトチョコを削って描いたもの)
併設のカフェで飲んだチョコレートスムージーも美味しかった。
Lviv Coffee Mining Manufacture
世界中から仕入れたコーヒー豆を焙煎して販売しているお店です。
このお店でユニークなのが、地下に炭坑を模したスペースがあること!(過去に炭坑があったというわけではないようです)
形だけヘルメットを装着して中に入るのですが、奥にはカフェスペースやギフトコーナーがあるだけでした(笑)
地上のカフェスペースも広くて素敵。特にコーヒーの産地でもないみたいですが。
Beer Theater
私がリヴィウで一番気に入ったのがこのお店!オリジナルのクラフトビールは1瓶24UAH(約140円)。
夜になると地元のバンドによるライブショーが開催されます。
ビールも美味しかったな〜。また行きたいです。
おすすめの観光スポット
リヴィウでは教会や博物館はほとんど観光しなかったのですが、どうしても行ってみたかった場所がこちら
House of Scientists
科学者の邸宅をミュージアムとして開放しているのですが、階段のホールがとても美しいのです(入場料は有料)。中心部の旧市街からは少し離れていますが、建築好きの方はきっと楽しめると思います。
▼場所はこのあたりです
リヴィウでもカウチサーフィン
キエフに続き、リヴィウでもカウチサーフィンを利用しました。(リヴィウ滞在中にルーツクへ小旅行し愛のトンネルを見てきました)
ホストの友達も加わり3人で日本食パーティをしたり・・・
ネコカフェに行ったり(え、なんで??)
ケーキを頼んだら、キャットフードの器に入って出てきたのが斬新でした。
カウチサーフィンのおかげで地元の人とも触れ合えて、とても楽しい時間を過ごすことができました。Thank you so much, Roman and Marina!!
リヴィウは来る前にいろんな人から「古くて美しいところだから、絶対好きになるよ」って強くオススメされていたのですが・・・個人的には住むならキエフですね〜。理由はリヴィウは大型スーパーが郊外に行かないとないから。ちょっと現実的すぎますか?笑
ウクライナでかかった費用まとめと雑感
9日間でかかった費用はトータルで約2万円ほど。1日平均約2,000円でした(カウチサーフィンを利用したため、ほとんど食費や交通費です)。
主な都市間移動費(上記の交通費に含む)
- キエフ→リヴィウ(列車) 283UAH(約1640円:1UAH=約5.8円 *2015年8月時点)
- リヴィウ→ルーツク(バス)106.71UAH(約618円)
- ルーツク→リヴィウ(バス)76.58UAH(約444円)
- リヴィウ→クラクフ(夜行バス)3,368円 *ネットでvisaデビットで決済
ウクライナの鉄道やバスのサイト
ウクライナ、たった9日間でもこのコスパは優秀です!鉄道やバスもそれほど高くないので、時間があればオデッサのあたりまで行ってみたかったなあ。ここ数年ロシア国境近くでの紛争や反政府デモによるキエフでの集会などがニュースで取り沙汰されていますが、私が訪れた時はキエフやリヴィウなど西ウクライナの治安はおおむね良好でした。また訪れたい国のひとつです。