こんばんは。エクアドルの邦人殺害事件がとにかく衝撃的で、まだショックを受けています。
被害者は新婚旅行中だったとのこと。亡くなった方のご冥福を心よりお祈りします。
グアヤキルはエクアドルでも治安が悪い都市だった
テレビや新聞の報道によると、今回の事件が発生したグアヤキルという都市はエクアドルでも治安が最悪らしいですね。
しかも年末年始は犯罪者が出稼ぎに出て来るらしく、治安がさらに悪化している状況だったのだとか。
ロンプラ南米編を読んでいたら、こんな記述も。
タクシーは特急誘拐や強盗が発生するので、宿泊先でタクシーを手配してもらうようにしましょうと書いてあります。外国人旅行者もよっぽど気をつけているのでしょう。特に流しのタクシーはかなり危険のようです。
特急誘拐について
実は私、この『特急誘拐』という言葉をはじめて聞きました。短時間で拉致され、所持品や金品を奪われたり、ATMなどに連行され現金を下ろすよう強要されるなどという種類の犯罪で、中南米で流行しているのだとか・・・。
こういう特急誘拐って、海外旅行保険で何か補償されるのかな?とふと疑問に思い、大手の海外旅行保険S社にメールで問い合わせてみたところ、以下のような返答がありました。(あくまでS社の例ですが、恐らく他の会社も同様だと思います)
- 現金の補償→現金の盗難と同様に補償の対象外
- 物の補償→携行品損害保険金にて補償(*対象外の物もあるとのこと)
- 怪我の補償→通院を伴うものは補償の対象
- 遺族への補償→亡くなった場合は、補償の対象(*テロ行為・戦争等が原因の場合は、補償対象外)
ATMで出金を強要されたとしても、現金の盗難と同じ扱いになるのですね。(そりゃそうか。聞くまでもなかったかな。)でもお金下ろせ!!!って強迫されたら、やっぱり下ろすしかないと思いますよ。騒いだり抵抗して、殺されたら最後ですもんね...。
知り合いの世界一周経験者は、中南米を旅した時、国際キャッシュカードの口座の入金額は一定にしておき、日本にいる家族に定期的に入金をお願いしていたと言っていましたが、中南米では特急誘拐の対策として有効かもしれません。
最悪、ATMで出金を強要されても一定額しか引き出せないですからね。
リスクを最小限に抑え、無駄な抵抗はしないように。また旅行中はお金(口座)を分散して持っておくこともちゃんと考えておいたほうが良さそうです。また中南米は特に治安がどこも悪そうなので、宿に着いたら、宿の人にどういう行動や場所が危ないのか等、治安情報をしっかりと聞いてから行動するように心がけたいと思っています。