世界一周準備

世界一周航空券について考えてみる

更新日:

世界一周はLCCをメインで廻る気満々だったのですが、調べてみたら南米~南アフリカ間の航空券って思ったより高いんですね。

例えば・・・

ブエノスアイレス→ヨハネスブルク  約12万円
  • ブエノスアイレス→ケープタウン  約18万円
  • リオ・デ・ジャネイロ→ケープタウン  約10万円
  • (いずれもスカイスキャナー調べ:出発日は今後1年間の期間で設定)

    大陸間の移動をなんとかオトクにする方法はないのか?と考えた結果、ふと頭をよぎったのが世界一周航空券の存在。ルールが複雑そうでずっと避けてきましたが、調べてみたら意外と使えるかもしれません。

     

    世界一周航空券とルール

    大陸制とマイル制のものがあり、有名な世界一周航空券は以下のふたつ。

    ワンワールドエクスプローラー(大陸制) ルール・料金表→

    スターアライアンス(マイル制:最大39,000マイルまで)ルール・料金表→

    *いずれもTAX等が別途かかります。

     

    私が世界一周航空券で押さえたい行き先は以下の通り

    南米、メキシコ、北米(ニューヨーク)、イギリス(ロンドン)、南アフリカ(ケープタウン)

    これらの場所を長距離で移動すると、軽く39,000マイルをオーバーしてしまうようなので、もし私が世界一周航空券を使うとしたら、大陸制のワンワールドエクスプローラーが良いみたいです。

     

    ワンワールドエクスプローラーの基本ルール

    全世界を6大陸に分け、それぞれの大陸間の運賃が設定されています。

    6大陸とは、ヨーロッパおよび中東/アフリカ/アジア/オーストラリア、ニュージーランドおよび南西太平洋地域/北米/南米です。(*出発地の日本はアジアで1大陸としてカウントされます)

    • 飛行機は最大16回(区間)まで利用できる
    • 注意点:飛行機が経由便だった場合、乗り換えもプラス1区間としてカウントされる。例えば、成田→LA→リマなら合計2区間となります。
    • また陸路移動など各自手配の移動区間も1区間とカウント。
    • 有効期間は最長1年間。途中帰国し、また途中の地点まで戻ってくれば旅を続けることも可能。

     

    その他手続き等

    発券後の日程変更は基本的に無料。(現地オフィスによっては手数料が発生する場合もあるそうですが…)ルート変更は有料。*1区間あたりUS $125とこのページに記載あり

    • 旅行中に次の便の日程変更などをする場合は、現地航空会社オフィス、空港で各自で手続きする。(最初に利用する便がJALであれば、旅行中のフライトもJALに問い合わせれば日程変更できるらしい)*2013/12/22更新
    • マイルはエコノミークラスだと区間最大70%、ビジネスクラスだと区間125%のマイルが貯まります。

     

    活用方法と注意点

    • 世界一周航空券はオープンジョーと組み合わせることが可能。例えばLA→ニューヨーク間を陸路移動にしておけば、LA→ニューヨーク間は1区間としてカウントされますが、2点間の移動方法は自由です。途中あちこち寄り道できます。
    • ワンワールドは大陸ごとにフライトの制限があります。*北米大陸が6回、その他の大陸(アジア・欧州・アフリカ・南米・オセアニア)は各4回まで。(あくまで世界一周航空券利用分です)
    • ワンワールドは一度出た大陸には戻れない(例えば、ヨーロッパ→アフリカ大陸に渡った場合は、トランジット以外はヨーロッパに戻れなくなります)

     

    参考リンク

     

     

    世界一周航空券手配をシュミレーションしてみた

    OneWorldの公式サイトで、目的地を入れてフライトも選択すれば見積もりが出てきます。(私はエコノミークラスで作成してみました)

     

    ポイント

    • 世界一周航空券だとその都度購入する片道航空券よりも入国審査が楽と聞いたので、入国審査が厳しそうなアメリカとイギリスを入れてみる。
    • OneWorldで扱っているLAN航空が就航しているイースター島もせっかくなのでルートに入れてみた。
    • 南米はバスが発達しているらしいので、陸路移動も自分で別途手配して区間を節約することに。

     

     

    Case1:欲張りコース

    この際だからオーストラリア・ニュージーランドも廻ってしまおう。

    オセアニア-南米-中米-北米-ヨーロッパ-アフリカ-中東

    Tokyo (JP) - Sydney (AU)- Auckland (NZ)- Santiago (CL)- Easter Island (CL)- Santiago (CL) -/陸路移動/- Buenos Aires (AR) - Cancun (MX)- New York (US)- London (GB)- Cape Town (ZA)- Amman (JO) - Tokyo (JP)

     

    区間数の合計: 15

    Cas<br /> e1

     

     

     

     

     

    こんな感じで各エリア内で周遊できそうです。

    発着地からの周遊代としてバスやエアチケット代は別途かかりますが・・・

    あちこちで周遊

     

     

     

    Case2:最後はインドで沈没コース

    北米-中米-南米-ヨーロッパ-アフリカ-中東-インド

    Tokyo (JP) - New York (US)- Mexico City (MX) - Lima (PE)-/陸路移動/- Santiago (CL) - Easter Island (CL)- Santiago (CL) -/陸路移動/- Rio De Janeiro (BR)- London (GB)- Cape Town (ZA) - Amman (JO)- Delhi (IN)- Tokyo (JP)

     

    区間数の合計: 16

    ワンワールド アライアンス 1

     

     

     

     

     

    結論:こんなにルートを欲張っても、どちらもtax込みで60~65万円ぐらい。(エコノミークラス)1フライト平均4万円と計算しても、シーズンによって料金が変動しない世界一周航空券、利用価値はありそうです。

     

    ※2013年12月時点の情報をもとに記事を作成しています。

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    札幌在住。これまで訪れた国は68カ国。 趣味は登山やヨガなど。コーヒーが好きです。

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